大垣競輪場では初めてのFⅠ(S級5R、A級4R)ミッドナイトが開幕。注目は徹底先行を貫き21年の競輪祭で王者となった吉田拓矢。
今シリーズでは一枚抜けている実力者だ。昨年のオールスター決勝では気迫溢れる突っ張り先行を見せ真杉匠の初タイトルに貢献するも暴走により痛恨の失格。復帰戦の佐世保記念、今年の全日本選抜でも失格と近況は波に乗れていない印象ではあるが、弟の有希、昌司を上回る脚力に備え近年では捌きもこなすハイレベルなオールラウンダー。ミッドナイトは昨年8月の奈良以来二度目の出走。奈良では連勝で勝ち進むも北日本勢の二段駆けに敗れ優勝を逃している。今回は元S班の実力を遺憾なく発揮して同じく関東の自力型蕗澤や寺沼らとの連係から初のミッドナイト制覇を目指す。
真鍋 智寛
マナベ トモヒロ
121期 愛媛
岸田 剛
キシダ タケシ
121期 福井
勢いある若手も集結。121期の真鍋智寛(愛媛)も強力。競争得点は見劣りするものの昨年のA級戦最後には怒涛の四連覇を達成。
その内三場所は逃げ切りと果敢なレーススタイルを貫いている。将来有望な四国地区期待のルーキーだ。
川口 聖二
カワグチ セイジ
103期 岐阜
吉村 和之
ヨシムラ カズユキ
80期 岐阜
長尾 拳太
ナガオ ケンタ
103期 岐阜
地元勢で気を吐くのは1班の川口聖二、支部長の吉村和之、長尾拳太。
愛知の笠松信幸や番組によっては近畿地区の稲毛健太、仲野結音ら中近ラインでの結束もありそう。強敵相手だが易々と他地区へ優勝の道は譲らない。
笠松 信幸
カサマツ ノブユキ
84期 愛媛
稲毛 健太
イナケ ケンタ
97期 和歌山
仲野 結音
ナカノ ユウト
117期 大阪